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Author:越後屋
 アダルト限定のブログです。18歳未満の方は読まないでください。

 官能小説家越後屋と申します。SM変態小説を書いています。書いている本人も立派な変態です。それでもいいと言う方、よろしくお願いします。

『関西発文藝エロチカ』

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緊縛写真館
私は、作品の中だけでなく、現実でも緊縛を楽しんでいます。ここには、私の緊縛作品を掲載していきます。
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野ぶた。をプロデュース
 ドラマ時評みたいになってるけれども、

 平凡な日常を過ごしているので、自分の話題はそんなにない。ごめんね。

『野ぶた。をプロデュース』、いじめっ子の正体も判明して、そろそろクライマックス。原作にない彰というキャラクターが出てきたり、いじめられっ子の野ぶたがデブの男の子からかわいい女の子に変わったり、原作と大分違うみたいなのだが、そして私はまだ原作を読んでいないのだが、テレビシリーズも面白いので、取り敢えず、原作と切り離して楽しんでいる。

 実は私、本編よりも最後のアニメーションのファンだったりする。あのアニメを見ていると、条件反射的に涙ぐんでしまう。涙腺がゆるくなってきたのは、やはり年のせいだろうか。

 もちろん、本編も面白い。いいなと思うのは、いじめられっ子の野ぶたを、人気者の修二がプロデュースして学校のアイドルにしたてていくというストーリーなんだが、実は病的で病んでいるのは修二の方で、いじめられてる野ぶたは学校の中の誰よりも健全でまっすぐな子だという設定だよね。もちろん、人間性完璧のスーパースター修二が卑屈ないじめられっ子野ぶたを救うという展開もありえない訳ではないが、ドラマが薄っぺらくなることは免れ得ない。物語の裏展開として、病んだキャラクター修二のリハビリ物語という性格を持たせたことが、このドラマを奥深いものにしている。もっと言うなら、生徒たちを見守っている先生や保護者が、生徒よりも幼稚で青臭いというところも、すごくいい。

 こういう『鏡の国のアリス』的設定は、はるき悦巳の漫画『じゃりん子チエ』が秀逸だったけれども、この『野ぶた。をプロデュース』もそれに迫る完成度。最終回まで目が離せない。

テーマ:テレビ番組・ドラマ - ジャンル:日記