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越後屋

Author:越後屋
 アダルト限定のブログです。18歳未満の方は読まないでください。

 官能小説家越後屋と申します。SM変態小説を書いています。書いている本人も立派な変態です。それでもいいと言う方、よろしくお願いします。

『関西発文藝エロチカ』

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緊縛写真館
私は、作品の中だけでなく、現実でも緊縛を楽しんでいます。ここには、私の緊縛作品を掲載していきます。
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新刊予告『美猫の喘ぎ』(2)
 女性を責めて、乱れてくれるとこちらも昂奮する。これは事実。
私も実生活ではそうだ。

 でも、作品として書く場合、男の手練手管に屈服した女性を書く
よりも、抵抗している女性をじわじわと追い詰めていく描写を書い
ている時の方が昂奮する。それで作品も、そういう感じのものにな
ってくる。

 実は、もう一つ昂奮するシチュエーションがある。

 それは、仕掛けていく前。そ知らぬ顔で普通に話をしながら、そ
の実、虎視眈々と女性に襲い掛かる瞬間を狙っている。

 例えば、街の中のエア・ポケットのように人目の届かない一角を
見つける。すると、私はその近辺に足繁く通い、不自然でなく女性
をそのスポットに誘導するシナリオを何通りか作る。で、女の子を
デートに誘い、どれかのシナリオを使って女の子をそこに誘導して
いく。

 直前まで屈託の無い話を続けて、そのスポットに入った瞬間、強
引に彼女の顔を上に向けさせて唇を奪う。行動を起こす前の、私を
疑ってもいない安心しきった顔から、その瞬間の驚いた顔、あるい
は、不安そうな顔、そして直後の、少し欲情したうっとりした表情
へと変化していく。その表情の変化の一つ一つが、とても刺激的だ。

 若いころはそんなことばかりを考えていたし、そんなことばかり
をしていた。やはり、ちょっと性的嗜好に偏りがあったような気が
する。キスくらい普通にやればいいのに、変なこだわりがあった。

 ともあれ、今回はSMで同じことをしてみようと思った。安心し
きっている女性が、信頼している相手に突然組み伏せられ、あれよ
あれよと言う間に縛られ、責められる。

 紙数から言うとそんなに多くないが、書いている最中、結構昂奮
した。これからもこういう展開は、可能な限り入れていきたいと思
っている。